煙突の安全性を高める塗装
これ以上の劣化を防ぐ
煙突の多くは、銅や鉄でできています。
こうした素材は雨や風に弱く、浴び続けると錆びていきます。
錆びれば厚みが少しずつ減っていきます。
放っておけば、金属そのものがなくなってしまいます。
その状態になると、煙突が折れる事故につながります。
だから早めに塗装を行ってください。
防食用の塗料を塗ると、金属が空気や水、薬品を含むガスに触れずに済みます。
触れなければ、腐食の進みが遅くなります。
結果として、煙突を長く使い続けられます。
どんな煙突にも塗装が必要なのは、このためです。
工場に建つ銅製の煙突では、耐熱性や耐薬品性のある塗料を使います。
そのうえで、重防食塗装を定期的に行っています。
塗り替えの記録を残しておくと、次の時期も判断しやすくなります。
安全性を維持しよう
定期的に塗り替えれば、煙突の寿命は延びます。
煙突が折れたり、穴が開いたりする事故も防げます。
そうした事故が起きれば、煙突は使えなくなります。
煙突が使えないと、煙を外へ出せません。
煙が室内に溜まれば、一酸化炭素中毒の危険があります。
命に関わる問題なので、日ごろの手入れが欠かせません。
工場の煙突は、5年ごとの塗り替えがすすめられています。
これは義務ではありません。
ただ5年を過ぎると傷みが一気に進みます。
長く放っておかないでください。
家庭用の煙突なら、間隔はもう少し長く取れます。
10年ごとの塗り替えでも足ります。
ただし海に近い場所などでは、数年で傷む場合もあります。
ふだんから煙突の様子を見ておきましょう。